毎度ありがとうございます。イソーインターナショナル安田です。
新型コロナウイルスが猛威をふるい、非常事態宣言も出されました。
それでも自身の行動を省みない人たちがまだ多くいます。
不要不急の外出は控えましょう、
会食などは極力やめましょう、
みたいなこんな雰囲気の時。
いわんや医療関係者である某有名大学病院附属病院の研修医たちが会食して見事感染。
若者はやっぱりバカだなあ、というイメージを世間に与えました。
加えて、若者の感染者増が目立つという都知事の発言により、
いよいよコロナ蔓延についての責任は若者へ向けられる雰囲気に。
ただこれですね、
印象操作しすぎかなあという感覚があります。
私のように若者というには歳をとりすぎていて、
年配というにはまだまだ若輩者である、
というドンピシャ中年層にとっては、
わりと中立の立場から俯瞰できる部分もあるわけで、
それで言うと、若者も年配者もどっちもどっちじゃないかな?、と思ってしまいます。
いま、色々なことがひたすら自粛ということになっており、
営業自粛要請が出ている職種もたくさんあります。
イベント各種も軒並み停止。
そんな中で、どう屁理屈をこねても「3密」に当てはまるパチンコ店の営業は、
全然自粛されておらず、
結局、休業要請すら出されなかったのです。
ちらほらと大手チェーンなどは開店しないところも出てきましたが、
遅すぎますよね。
パチンコ遊戯などという、明らかに不要不急な外出は、
そもそも店舗を開けないという方法で、早い段階でシャットアウトすべきでした。
一方、若者たちは、まず早々とスポーツの大会が自粛に。
春の選抜甲子園が中止になったというニュースはかなり話題になりました。
野球以外にも、多くのスポーツ大会が中止になっています。
残念ではありますが、大人たちが、教育者として判断するなら、
必要上の濃厚接触により若者を危険に晒すわけにはいきませんし、
まあ仕方ない判断でしょう。
ただこのように教育的見地から考えるなら、
自分たちの行動もしっかりする必要があります。
コロナ感染防止のためという大人たちの判断により目標を奪われた若者が、
朝からパチンコ屋に並んでいる大人たちを見たら、なにこれ?
ってなりますよね。
グレるやつがでてきてもおかしくないですよ。
大学生とかそこらの世代にしたって、
オッサンたちが毎日パチ屋に並んでるくらいだから、まだコロナ余裕でしょ、
飲み会くらいOKやろ、みたいな雰囲気になっても仕方ない部分はあるでしょう。
若者というのは往々にして年長者よりも賢明ではないものです。
それを正すには、年長者たちがしっかりとした背中を見せることが肝要です。
若者に自粛をさせ、スポーツを奪い、一方で自分たちはパチンコ屋に通うなどという、
馬鹿げたことは今すぐやめましょう。
若者への批判はもちろん必要ですが、
年長者は年長者らしい、賢明な判断を若者たちに示すことで、
彼らの行動をきっと変えることができるでしょう。


